Rei'n forcement

声優・松嵜麗さんのファンサークルのブログです。

リスアニ!LIVE TAIWAN

備忘録を書かないと糧にならないので一週間遅れですが。



チケット購入

日本からのツアーはアホのように高いのに拘束が多いんで元々論外。

で、現地人向けライブチケットを購入する方向で考えると実は結構簡単だということが分かった。


http://funent.kktix.cc/events/supported2525677


ここから普通にネットで買えるので、いきなり先着であること、時差があること等に気をつければまぁ買うことは容易い。

なんか台湾国民のIDみたいなの入れろとか言われたらパスポートナンバー突っ込んでおけばOK。


さて問題は席だったわけだが、最初に叩いたら案の定糞席を掴まされた。

が粘ること1時間、じわじわとキャンセル流れを掴んで少しずつ良席に更新して行った結果、最終的に11列というまぁ悪くない位置につけることが出来た。

支払いしなくても15分保持できるしそのまま別の席を買いに行ける仕様だったのでよかった。

2FS席というランクとしてはVIP以外では最前区画ということに一応なる。

実際にはちょっとサイドに寄りすぎててそこまで良い席ってわけでもなかったけど。

まーとにかく発売日の午前中仕事が暇でよかったね、という話。


〜ライブ

いろいろあって旅程を決めかねていたが結局当日早朝便で入ることに。

前日入りの方がいろいろ余裕があったのだが、当日最終便で戻れるのか極めて微妙だったもんで、当日泊なら前日入りはちょっとコスパ悪いなとなり、そういう決断になった。

結果的には前日入りの翌日早朝戻りがいろいろと他との兼ね合いでよかったので、なんかこう、ままならないものですね。


とにかく早朝便はつらい。

なんだかんだ国際便ではちゃんと早めに空港入りするオタクなので、羽田まではバスで。

バスタ初めて使った。とはいえバスタに行く為に結局最寄りの電車は始発だったというね。

空港で朝食、NT$を購入。知人にホテルでデポジット取られたという話を聞き、多めに換えておく。

出国後ちょっと免税店眺めてたら出発ゲートが反対側になってて焦るなど。


台湾着。初台湾だけど香港でだいぶ漢字圏への旅行の抵抗感が減った感がある。

するっとSIMを買って装着。


台湾との時差は1時間。

今回は松山空港を利用したので(台北には空港が二つあって、桃園空港は台北市中心部からちょっと遠い)、地下鉄ですぐ市街に着く。

カード購入にNT$100、即$100チャージ。結局もう$20足して足りたのでこの辺の選択はだいたいちょうど良かった感。


ちょっと心配だったのがチケットの発券で、現地のファミリーマートでファミポートで発券する必要があった。

見つけたところで発券しようと思ったら最初のうちはセブンイレブンばかり目について焦ってGoogleMapに聞いてしまった。

後にして思うとそこまで焦るほど少ないわけでもなかった。


ファミポートの操作も台湾語で心配だったけど、とはいえ細かいやり方は全部公式に書いてあったし

http://support.kktix.com/knowledgebase/articles/636730-%E5%85%A8%E5%AE%B6famiport%E5%8F%96%E7%A5%A8

更に言えばそこまで迷う事無く勘で操作できた(というか画面はここに載っているものと完全に一緒ではなかった)。

あとIDはこの時手入力して合致すればよいシステムだったので原理的には何を入れても大丈夫っぽい。

レジでID見せろって言われるかなって思ったが全然そんなことはなかったぜ。

発券手数料を払って完了。


そして暇になった。

テルチェックインが15:00って何時間あるんだよ状態。

仕方なくうろうろとあちこちを歩き回り、台湾アニメイトを見たり、龍山寺に観光に行ったりと余裕ぶっこきはじめたあたりからよくなかった。

ここらで適当な店で昼食を取ったけどはずれだったので割愛。

んで、根っからの徒歩好きの我、この辺のあれこれを全部散歩しながらやったのがよくなかった。

この日の台湾は最高気温25℃を越える夏日。一方いうても冬だろと思って脱いでも一番下が長袖シャツ(あんまり汗吸わない奴)だった我。

汗かいてぐっちょぐちょになる。


仕方なく疲れた身体に鞭打ち台北駅周辺まで引き返してユニクロで肌着兼用できそうな長袖薄手のTシャツを購入。

んでこれを持ってホテルに戻ってチェックイン、即着替えて一息ついたら15:30だったわけです。

ところでホテルにデポジットはなかった。キャッシュが多すぎるなと思った。

そしてスマホを開いた我は青ざめた。

なんでか知らんが開演17:00くらいだろと思い込んでおり、まぁホテルに入ったら再度確認すればいいよねと思っていた我。

本来想定していた地下鉄ルートでは最短の乗り換えでも30分は掛かることに思い至り、16時開演にはまず間に合わないと悟ってタクシーを捕まえた。

我「Ah... International Convention Center?」

運「Where?」

我「(そらそうだよな一般名詞すぎるし、かといってどう説明すればいいのか分からん、高いビルの近くだってことは分かるけど…あーもうめんどうだだからチケット見せよ!)」

運「OK!」

そして運ちゃんはチケットの開演時間を見たのか見ないのか知らないが、ギリギリのタイミングで開場の入り口の真ん前まで連れて行ってくれましたとさ。

よかったよかった。


よくないよ。

世の中、確認をしすぎるということはないね。

旅慣れてる自分を過信して早朝から活動しているのに歩き回って疲労を溜め込んで、慎重に行動するための判断力を余計に削いだのもよくなかった。

最終的に金で解決できることはする、というところだけは生きていてよかった。

キャッシュも多めに持っていてよかったね。だからよくないよ。


ライブ本編

まーともあれライブ。

セトリ等はこちらで。

http://www.lisani.jp/0000038015/


前座:洲崎綾(from 戰鬥女子學園)

すごい、ザ・前座って感じのステージだった。

いうてアイマス女子で来てるオタクの知名度も低くないはずなのに、曲が知られてないだけでこうもさぐりさぐりになるかって感じ。

まぁあんまりトップバッターで出て来てどかーん!って行けるほど強い曲でもなかったけども。

なんかリスアニの富田さんが出てくるとは前日の様子をTLで見ていて知っていたけど、前座でも出てくるのな。

演者の紹介でたまこよりもアイマスで盛り上がっていて客層〜〜〜〜〜っていう感じはある。


新田恵海

なんかすごくエモかった。

勝手にいろいろ察して勝手にいろいろめんどくさい国内のアレコレを離れて台湾で伸び伸びとやっててエモ〜〜〜とか思ったけど余計なお世話だよなぁ。

後から聞いたら台湾すごくたくさん来てるらしいのでホーム感もさもありなん。

特に最後のEMUSICがドチャクソエモかったし楽しかった、私が勝手に作った造語を台湾で叫んでもらえてすごいことだ、とMCで言っていてまさに、と思った。声に出すのって大事だね。

あと探求dreamingは普通に見てたアニメで聞けてよかった。


豊崎愛生

徳島の娘がここまで来たよ、と思うとすごいことですね。なんでもすぐ徳島って言う。

客席を巻き込んで、音楽をみんなで楽しむ空間が作れていてよかったと思います。

とはいえmusicでクラップを裏拍で煽って、間奏中に壇上で先導している内はみんな裏で打ってるのに歌い始めるといつの間にかみんな表で打ってるの、ホンットオタクってリズム感ないよね〜〜〜〜〜〜〜って思った。

あと春風でみんなで歌いましょうとか言ってこいつら台湾人やぞ!?って思ったけどふりがな振った歌詞でみんな結構歌えていてすごい感動的ですらあった。


戸松遥

子供浴衣みたいなので出て来て、まさにとまつ〜〜〜〜って思ったけどもう26なんですね。無理すんなよ。

と思ったら初ソロライブの衣装をその時ぶりに引っ張りだして来たとか言い出して、なんなんだどいつもこいつもエモいな、となる。

安定の戸松って感じのパフォーマンスだったし普通に楽しかったけど強いが代わり映えのしないセトリとも言えた。

よくできました!が大家好!かなんかになっててよくできましたじゃない!ってなった。だからどうした。


大橋彩香

やっぱりアーティスト大橋彩香さんのファンです。

台湾二度目ということもあるのかもしれないけれど、安定して非常によかった。

個人的にはエナスマ外してabsolute yellか流星タンバリンじゃね?って思うけどまぁシングル表題曲縛りと考えれば概ねこのセトリでも。

ホリプロ警察だからサイリウム振らずに楽しんでた…と言いたいところだけど教えてブルースカイは青振りたくなったので振った。

個人的には大体光り物は要らないと思うけどワイパーは手でやるより光り物合った方がいいなーと思う。

裸足のままでも怖くないが好きすぎる。でもやっぱり教えてブルースカイだなー!(言いたいだけ


綾野ましろ

フェスで何度か見てるけどどうしても好きになれない。

大好きなはっしーの後に見ると殊更、(自粛します)みたいなことを考えてしまう。

や、別に積極的に嫌うほど気に入らないポイントがあるわけではないですが、好けるところが見つけられず。

MCでトイレ行った。


偶像大師 灰姑娘女孩:

きみにいっぱい☆、まぁ好きか嫌いかで言えば好きな曲だと思うんだけど、やっぱりOrange Sapphireでよかったんじゃないかなー。メンツ的に。

でも振りは好きだなこの曲。単におれんじさふぁいあぱっしょんしたいだけであることだな。

あとはTulipは良い曲だよねって改めて思ったとか、いくらなんでもはっしーと二人ぼっちでやるのはいろいろとしんどいやなー、とか。

別にゆきんこのファンだし貶したくはないんだけど、何人かの集団をはっしーが率いている、というのと二人を見比べる、というのじゃだいぶ違っちゃうよなー、残酷だ。

それ以外でもこの日唯一のユニットだったせいか、音響面というかマイクバランスは不満の残るライブだった。

別にホームでのライブでも不満だらけなのでリスアニがどーこーとか台湾がどーこーとは思わんけど。

麗ちゃんとAさんが歌うパートでは麗ちゃんの声しか聴こえない、と思ったら麗ちゃんとBさんが歌うパートではBさんの声しか聴こえない!とかなったり。

リハやってるなら調整してほしかったけど、まぁ彼女は声量大きい方ではないしなぁと思うと強くは出れないところはある。


ともあれライブに限ると今年一番近くで麗ちゃん見られてよかった。

席的には実は逆サイドだったのでそこまで近い感覚はなかったけど、でもセンターぐらいまでなら表情も伺える距離感だったし、いっぱい☆では逆サイドにも来てくれてアクロスザスターズがよく見えた。

かなり久々に推しの名前を絶叫できたしねー。

ところで日本語で聞いてもちょっとむずがゆい「れいちゃまー!」という声援、台湾人のたどたどしい発音だとむずがゆさが倍増する。

分析的には「ちゃーーーーーーん」と伸ばしたいところでちゃとまを離せなくて「ちゃまーーーーーーー」という叫びになるので自分とテンポが明確に違うのが原因だと思ってたんだけど、母語話者じゃないと全ての音がぶつ切り感が強くなりリンキングが弱くなるので余計そういう印象が増す。


すげー細かいあいますPっぽいことを言うとGOIN!!の時のBGVがおそらくいつかのライブの使い回しだと思うんだけど、

その場限りのメンバーで歌ってるのになんか14個の星がぐるぐる回って一つになるみたいなイメージがちらっと目に入って

「手抜きだなぁ」

と正直思った。基本推しを見てるのでクソ席でもなければモニタの映像とか見ないんだけどね。


あーあとMCパートで富田がいきなりリス君とアニー!ちゃんが来てくれてるみたいですよーとか言い始めて何言ってんだこいつってなった。

みんなリスアニTVって知ってる?って知ってる人はそれなりに居るだろうけど台湾では見られねえよアホか!

でもごく一部のオタクにとっては非常にありがたいくだりだったしリスアニライブに行ってリス君の声聴かずに帰るのかーとは一瞬思ったので聴けて本当によかった。


KOTOKO

風格がある。

Re-sublimityぐらいしかストライクな曲はなかったけど、まぁこの面子ならトリは彼女だよねという感触は確かに合った。

なんとなくしか知らない曲でもちゃんと盛り上がれるのはやっぱり本人の歌手強度であろうと。

オーラスに→unfinished→を選んで終わりたくない!的なMCをするのも上手いなーと思ったまぁ日本語なので伝わってるのか半々ぐらいだけど。



以上、全体的には非常に楽しいライブだった。

生バンドの無いリスアニとか出来損ないの兄様じゃねーかとちょっと思ってたけど終わってみれば普通の兄様よりよっぽど楽しかった。

席の善し悪しもあるだろうけど、おそらく一日目の感想としてTLで他の人が言ってたみたいに、各出演者にそれなりの曲数をちゃんと割いたってことが大きかったんじゃないかなー。


台湾オタク雑感。

RTでなんか回って来たけど、個人的には別に日本の悪いオタクに「その場で」影響されたって言うよりは、インターネット経由で伝染した悪いオタク芸を必死に練習してたけど盛り上がらないうちは恥ずかしくてなかなか堂々とそういう芸を打てなかった初々しいオタク、って感触だった。

というのも、目の前に居たオタクが歳の頃が自分に近く、最も高まっていたタイミングがQ&AリサイタルとRe-sublimityという台湾おっさんだったのだが、そのオタクの高まった時の行動というのがUOぐるぐる芸だったのだ。

その芸の是非はさておいて、単純に世代でだいたい層別されている日本オタク界隈ではそういう組み合わせって通常はあり得ないじゃないですか。

現場とは断絶されてインターネットで繋がっている海外オタクならではのキメラだなぁと思った。


あとそのオタクの隣が天海のフルグラ着て個別色ペンラを振る典型的あいますPでなんでシンデレラが来てるのに天海なんだよとか個別色なのにそれっぽい色だからと他の演者でも適当に振るし挙句高まるとぐるぐる芸も始めるので厄介の正体みたりあいますPみたいな気持ちになった。

ついでに目の前でぐるぐるされたのは初めてだったけど思ったより光害だと感じたのであれを敵視する人の気持ちがちょっと分かった。

ついでのついでに、終演後の三本締めを客電が煽っててクソって思ったら締まったあとにあいます最高コールが起こってやっぱりあいますPはクソ!!!!!!!って思った。

おわりだよー。


終演後〜就寝

TICCの隣の台北101の地下フードコードで夕食。

食べ終わった後展望台に上がってみようと思ったけどものすごい勢いでガスってたので断念。

本来の予定通り地下鉄でホテルまで戻って、ホテルで明日どうするかなんとなく調べて就寝。


二日目

台北を一日目に歩き回り、また地図を見ていて思った印象は「狭くて平ら」ということだった。

ので街中にあるレンタサイクルで動き回るのは非常にコスパがいいということに思い至る。

幸いまだチャージ残高が残っている交通系ICがあったため、これを公式Webサイトで登録すればワンタッチで借りる事ができた。

ちなみに登録にはSMSが必要だが空港で買ったプリペイドSIMでも余裕で通る。


途中に中正紀念堂に寄り、

タイミングが悪かったので衛兵の交代式はスルーしてTICCまでチャリで行ってみた。

正直小一時間程度の旅だったので全然余裕だし次回来ることがあれば最初からチャリでいい気がする。

どうせ次回来る時もここだろうし。


んで、昨日行かなかった展望台に行き、

「狭くて平ら」という印象は狭いところしか見てなかっただけだという当たり前の事実をちゃんと知った。

山もあるし、もっと考えれば台湾の島全体を考えれば中央部は山だらけなのだろう。

些事だが一度だけNYに行った時にはNew WTCがまだ完成してなかった頃なので、あの頃見て回った摩天楼より台北101の方が高い。

というわけで一応自分史上高層ビル記録はちゃっかり更新していたのだった。微妙な差すぎてあまり感慨はなかったけど。


降りたところで有名店で小籠包を食べた。

実を言うと出て来た小籠包は熱々じゃなくて、そのせいか大したことないなという印象だったのだが…。

一緒に頼んだ蒸し餃子がなかなか来なくて、よく見たら隣のテーブルに間違えて配膳されたっぽくて、あららと思っていたが店員が一向に気付かないので、呼び止めて来ていないよとアピールしてみた。

すると超特急で新しく作ったものを出してくれて、これが出来立て熱々で大変美味しかった。

まぁ混んでる有名店で食べるということの功罪を考えさせられるプチエピソードでした。


このあとまた地下鉄でホテルに戻ってチェックアウト。

ここで一悶着ありチェックアウトタイム過ぎてるから追加料金だと言われたが、チェックイン時に言われた時間と違うんだけどーと思いつついろいろあったので記憶に自信ないし、なんかNT$クソ余ってるし英語で喧嘩するのもだるかったので金で解決してしまった。

まぁ所詮リュックだったとはいえ全荷物を持ってチャリ漕ぐよりは軽装の方が楽だったろうし必要投資だったと考えよう。


もう少しホテルでだらけるつもりがチェックアウトが(自分の予定より)早まってしまったので暇すぎた。

この謎餅が思ったよりずっと美味しかったのが最後の収穫だった。


夜便フライトで帰国&帰宅。

香港の帰りよりだいぶ早く戻れたけど、目的も無いのに暇だったら観光しようみたいなノリで無駄に余裕を見て遅い便にするのもうやめようと思った。


いろいろと学びも多かったけど行ってよかった台湾でした。

香港も大概日本だと思ってたけど台湾の比じゃなかったね。

好きな声優は夜市行ってたけど、ひとりじゃ夜市はちょっと楽しめないよねやっぱり。その辺がちょっと悩ましいな。

散文的な感想だけどそんなところでーす。