Rei'n forcement

声優・松嵜麗さんのファンサークルのブログです。

C3日本動玩博覽2016

備忘。もしくは来年以降のために。

もしくは「現地オタクに頼らない香港遠征手引」。



発表から出発日まで

発表

香港C3にアイマスが出るというのは確か昨年中に発表されていた。

1/16、出演メンバー発表。その頃我はオタクと謎鍋を食べていた。


翌日、いろいろ調べて宿と飛行機を抑える。パスポート切れてなかったよかったー。

接近レギュがクソとか徹夜しないと云々とかいろいろ顔が曇る情報がどんどん出てくるが、結局引くという選択肢はないなーとなった。

個人的に思い入れがあるポイントではないけど、れいたんにとって香港はちょっと特別ですしね。


最終的に、アイマスの出演が土曜日なので前日入りで翌日に帰ることに。

余った時間は観光すればいい、ということで必要な休みを取得した。

とはいえこれはよく考えると万全ではなくて、C3HKは金曜日からやっていたので、

クソレギュofクソレギュだと金曜日の朝から現地に居る必要があったのである。

まぁこの事態は避けられたのでよかった。


メインステージ整理券

1/26、サイトのフォームからメインステージ整理券の事前予約的なものが行われる。

日本時間で11時からだったので仕事をサボって…サボるまでもなく鯖が腐っていた。

何度か終了表示っぽいものが出たり復活したりして挙動が意味不明な上に、個々の言語が全部中国語で文意が取りにくい。

エラーっぽいということは分かっても「予定枚数終了」なのか単なるエラーなのかまではちょっと判断が付かない。


最終的に取れなかったわけだが、立ち見で全然見られるということなので頑張ろうという気持ちだけを強く持つことに。


ワンフェス

去年はワンフェス組と香港組みたいな感じだったから今年もそうかなと思ってたら、ワンフェスへの出演も発表されてさらに顔が曇る。

最終的に病欠したけどそれはそれでつらかった。


接近情報

約1週間前にdaisuki.netでのイベント情報が発表される。(http://www.eventernote.com/events/69564

Twitterは見られるが、本サイトでの情報ページは接続元ドメインでredirectされるので日本からは閲覧できない*1

いろいろアレした結果、daisuki.netに登録したものが、先着200名でハイタッチ出来るということが分かった。

この時点では配布レギュやタイミングが(日本基準では)曖昧だったが、当日朝配布だった。


あとブシロードブースのイベント。(http://www.eventernote.com/events/70176

これ話題に上がったの自体が水曜だか木曜だかくらいで、当日までネット上でソースを見つけられなかった。

どういう経路で入手してる情報なのかよく分からないが、日本語でついーとしてる香港オタクが情報を出してくれているので監視しておきましょう。

これも金曜配布開始だったら死んでたけど結果的には全然平気だった。


遠征準備

上述の状況なので、まず

  • daisuki.netの登録を証明する必要がある

ということが容易に想像できる。なので現地で使えるスマホが欲しいですよね、となる。


幸い(?)私は普段からSIMフリースマホを用いているので香港の旅行者用プリペイドSIMの様子をぐぐって調べておいた。

頻繁に状況は変化するみたいなので私はそれをまとめない。実際にどうしたかは下に書きます。

他の方法としては旅行用のPocket WiFi的なものをレンタルするとかもあるかもですね。


あとは普通に着替えとかパスポートとかキャッシュとか、普通の海外旅行の用意。

あぁ、香港はコンセントの変換が必要なのでそれも。

自分で旅慣れしているという自己認識があったので少し油断していたけど、

空港からホテルまでの行き方を複数パターン調べておくべきでした、というのが反省点。


あと私は新宿近郊在住なう&羽田発着便を取ったので、新宿から羽田までの足にリムジンバスを使おうと思ったんですよ。

予約したらバタバタしててコンビニ入金忘れて流しちゃって、出発から24時間を切ったら予約できないんですねアレ。

これもプチ反省。


前日(日本発〜香港泊)

羽田空港まで

というわけで京急で行こうと思ったんですよ、京急

こういう日に限って死ぬんですよね、俺たちのKQ。

辛かった。そもそも時間帯的にラッシュと被ってるということに気付かなかった自分もバカだったが。


まぁそういう時の為に時間に余裕を持って行動するわけであって、それ以上特に波及もせず。

空港でまだまだ時間余ったのでぶらぶらしてたら見つけた険画像。

特筆すべきところもなく、搭乗、離陸。

機内食があんまり美味しくなかったのでちょっとつついて残した。

香港空港〜ホテル

ほぼ定刻で香港国際空港に着いたんじゃないかと思う。

この日のうちに明日の入場券と下見を終える必要があったのでせわしなく行動するつもりがあった。


…が、出足からつまづく。

考えてみれば至って普通のことだしガイドブックにも書いてあったのだが、入国時には入国カードへの記入が必要である。

飛行機で配ってくれなかった…んだけど後ろ2時間ぐらい寝てたからスルーされてしまったのかもしれない。定かではない。

今回の旅程通じて中国語で話しかけられること多かったし、やはり外見一見では判別はできないですから、必要ない人かと思われたかもしれない。


まーとにかく入国審査前にカードの記入から。本当だったら飛行機の上で終わっているとスムーズ。

入国審査では何も聞かれず。後で気付いたんだけど入国の押印も省略されている。


荷物のチェックインはしなかったので受取所をスルー。日本と違って関税検査所が入国審査の外側には無かった気がする。

で、到着ロビーに出て、travelexでとりあえずHK$を調達。レート微損だけど気にしない。これも日本でやった方がスマートかも。


続けてSIMカード探し。

ちょうど1010とかいう店で「プリペイドSIM乞食はここに並べ」と英語で書いた札が立っていて旅行者が列をなしていたので並ぶ。

8day 8GBで$118とかいう高めのものを出されて少し聞いてみたけど置いてないんだか出す気がないんだかでアレだったので諦めて買う。

この時nanoSIMを差し出されたのでちゃんと3-in-1 typeに取り替えてもらった。私はminiでした。

その辺のベンチに座ってSIMを差し替える。何故か1回目は認識されなかったがちょっと接触不良だったらしい。

付属の説明通りにアクセスポイント名を設定すればすぐ繋がる。

さて、この時点で16:49 JSTだが、香港と日本の時差は1時間なので、まだ16時前ということになる。

ここからホテルにチェックインして荷物を置いてから会場に向かって地理を把握しつつ入場券を買う、という心づもりだったが、空港で相当に迷う。

まずホテルへの道筋をGoogleで調べてあったんだけど後から見たらこれが超難度の高いバスの乗り継ぎを要求していた。

だが値段だけは圧倒的に安かった、一般に旅行者が使うAirport Expressで香港駅まで行くと$100だが、私は$49でホテルすぐ近くのバス停まで行けた。

でも正直おすすめはしない、乗り換えが死ぬほど難しいし、バスの中で運賃をキャッシュで払うとお釣りが出ないのだ。

1本目は空港の窓口で買えばきっちり払えてお釣りももらえるけど、二本目は小銭もなかったから$10札を出して運転手黙らせるという手を使った。

何よりバスの乗り継ぎが凶悪で、道の反対側の逆向きバス停へ乗り継がなきゃいけないけど道を横断できないという旅行者殺しだった。


まーとかなんとか言いながらもホテルに到着。この時点で18:00過ぎ。

とはいえホテルも思ったよりも胡散臭いところにあり(ホテル自体はワールドチェーンを使ったので胡散臭くない確信はあったのだが)到着する寸前までそわそわした。


ホテル〜会場

チェックインでまた予想外の事態。$500のdepositを払えと言われる。

半ギレっぽいリアクションしてみたけど動じなかったのでこりゃダメだとおとなしく払うが、

想定より多くのキャッシュをここで失うことに。


荷物を組み直し、とりあえずホテルから会場まで歩いて行くルートを見定めるべく出発。

といっても絶対に歩いてたどり着ける距離だと確信を持って宿を選んでいたのでこれは大した問題にはならなかった。

街を散策したり人間を観察したりしながら進む。あと夕飯を食べれそうなところがあるか見ながら。

そしてなんとなくレストランの営業時間などを眺めながら気付く。


「ひょっとしてこの国の人たちの生活時間、日本の感覚とずれてない…?」


ショッピングモールに入っているレストランでもL.O.が23時とかで、もう少し飲み屋とかジャンクな店になると1:00amまでは当たり前、みたいな感じ。

そもそもC3HKも12:00スタートで21:00までやってるとかおかしくないか?

というわけで気付いたわけですよ、この国の生活リズムは日本の感覚より遅めだと。


だとすると、ただでさえ1時間の時差がある上に生活リズムが遅いのであれば、要するに普通に早起きして行けば徹夜組のケツにつけるんじゃないの?

という発想に至るわけです。

などと考えているうちに到着。

普通に当日券売り場に行って、1枚当日券扱いで明日の券を買って撤退。

あとで普通にその辺のセブンイレブンで前売券売ってるの見つけたからここで$5損。

売ってるという知識はあったので見つけたら買おうと思ったんだけど会場までの道のりでは見つけられなかったのだ、残念。


そこからちょっと周囲を探検して列が出来そうな場所を調べたりしつつ、帰る人の流れに乗って「正規ルート」っぽい道を把握。

行く時は道無き道を行くような感じになってしまったので。


〜夕食にありつくまで

ホテルに戻りながらどっかでご飯食べようかなと思いながらも、さっきホテルでキャッシュ目減りしたのが気になって、

どうしてもクレカが切れそうな店でしか食べる気にならないという問題が発生。

なにしろ明日会場でキャッシュがショートしたらゲームオーバーですからね。


仕方なくホテルまで戻り、ホテル併設のレストランで今日は妥協するかと思ったら今度はここで謎イベントが行われていて営業してない。

fxckと叫んで部屋に戻り、ガイドブックを読んですぐ近くのモールにおすすめレストランがあるというので行くことに。

この時点で20:50 JSTくらい、完食してない機内食以降まったく何も口にしていないので限界が近い。判断も鈍る。


おすすめレストランは並んでいたので整理番号をもらって待つことに。

今回旅行中の観測でこの整理券制度は結構どこのレストランでも共通で、しかもなんかスマホアプリかなんかと連動して呼び出されたりするっぽい仕組みだった。ちょっとハイテク。


呼び出し番号が店頭に表示されていることに気付いて先が長いと悟った私はモール内のスタバに駆け込んでソーセージロールとラテを胃に流し込んだ。

敗北感と安心感に満たされて冷静さを取り戻す。


などというのを経ての夕食。

この小籠包、蝦汁小籠包で、具は豚肉なんだけど入ってるスープがエビだった。美味しかったです。

夕食取りながらdaisuki.netへの登録を済ませておく。


〜就寝

腹が満たされたので、コンビニで二日間を戦い抜くための水と食料を調達。

特に明日は待ちが長いと予想されるので死なない程度に備えは必要。

シャワー浴びて目覚まし掛けて、電子機器を充電に突っ込んで就寝。

0:30 JSTぐらいに気絶している。


当日(香港泊)

ホテル発〜待機列

5:30 JSTに掛けた目覚ましで起きれた。

とりあえずコンビニで買ったサンドイッチをもそもそと食べる。

おなかの調子が悪いのは分かりきっていたのですぐ出かけずに様子を見ていたら案の定腹痛が出るのでゲームやりながらトイレ行ってやり過ごす。


なんだかんだで落ち着いて部屋を出たのは6:00(7:00 JST)ぐらいだったと思う。

しかし前述の議論からすると、日本の感覚で言うと会場から徒歩圏の人間が5:00に出発したぐらいには強力。

Twitterで徹夜オタクの様子を見ながら会場付近に近づくとたぶん同族っぽいひとを1名だけだが見つけられたので手がかりにしつつ進む。

なんとかそれっぽい列を見つけられたので待機開始。この時点で6:30。

おそらく最初の100人〜200人ぐらいの位置に付いたことになります。


その後、8:15に室内待機列へ移動。ちょうど腹がヤバくなり始めた時間だったのでちょうどトイレのある場所に移動できてよかった。

更に11:00過ぎには列を会場前まで誘導。

室内待機列でなんか身内を列に引き入れようとした子供がスタッフにめっちゃ怒鳴られてたっぽい(終始内容は分からなかった)ので、徹夜が容認されている割にはちゃんとしてる部分もあります。


開場〜ステージ待機

んでまぁなんだかんだで12:00開場。


daisuki.net -> ブシロード -> メインステージ前待機、の順。

実際にはメインステージに行く前にまたトイレ。老人つらい。


daisukiは完全に対策していったのである意味現地オタクよりもスムーズに登録証明が出来てハイタッチ券を入手出来た。

ブシロードは「シンデレラ関連商品を含む$250以上購入でお渡し会券付与」というレギュだったのだが(真に理解したのは現地その瞬間)、

関連商品の中のデッキケースやスリーブにあんきらが無い、トレカのBOXが$380という半端な値段、等々非常に買いにくい。

既に疲労で頭が馬鹿になっていたので$50のデッキケースを5個買うという決断をした。


香港では全ての買い物袋が¢50かかると法律で定められているらしく、ブースでは袋を(タダでは)くれない。

大きい鞄やセカンドエコバッグなどを持って行った方がよいだろう。

私は荷物を減らすことばかり考えていてここで買ったものの処理に今後苦労され続けることになる。


まぁともかく一安心してトイレに行き、人間が薄そうなところに張り付いてステージが開始するのを待つモードに。

Yumi Igarashi.

これ、何も食わずに耐えている人にとって確実に拷問ではあるのだけど、香港社会において公共の場でピザ食うことがどれぐらいはしたないとされているのか分からないのでどれぐらいテロ行為的なのかはちょっと分からないので「治安が悪い」と言っていいものかは留保すべきかと思った。

まぁでも面白かったからツイートはしてしまったけど。


最初のステージはKiramune.

柿原岡本共に新人だったころに縁があった男性声優なのでなんか微妙に保護者面しながら見ていた。

出てきた瞬間に後ろの気合い入った女性に肩つかまれた時はさすがに焦った、反射的に引いたら負けだと思って前に逃げてしまった。

それでも自分が移動して出来たスペースにどんどん詰めてくるので結局圧縮に加担した形になってしまい、最終的に我をかき分けて止まった。

んで、kiramuneステージ終わったらそのパワフルな女性と、その女性に対して譲らなかった他の女性が一斉に捌けて行ったので、

予想に反し立ち見最前が転がり込んできたのでした。

ちなみに向かって右側の方にいました。

アイマスメインステージ

最初に司会兼通訳の方が出てきて挨拶と説明、それから4名を呼び込み。

司会さんが左端にいて、さらにシンデレラ組、765組、という順だったので、ちょっと遠い。

トークはシンデレラ組にはアニメの話とか、765組には10thの話とか新作の話とか。

相互の絡みみたいなのはあんまなかったかなー。


トーク内容は最近はれいたんがニナチャーンにご執心なんだーぐらいで特に触れるところないんだが。

司会の人が現地語で質問を言う、日本語に訳す、キャストが日本語で答える、それを再度現地語に訳す、という順序で進んだんだけど。

お客さんの笑い声が案外とキャストが答えた時点で上がっていてすごいなーと思った。

いやまぁ、程度問題とはいえ、声優さんのことが好きだと思えば原語で摂取したがるのだろうし、日本語は結構分かるんだろうけど。


トークの締めに一言メッセージ。

母実家に来られてよかった、とかまだ全然遊んでないから香港観光したいとかそういう「らしい」パートがここであってよかった。

その後はライブ。

CHANGE!!!!

STAR!!

THE IDOLM@STER なんちゃらmix

の三曲。じあいどるますたーは原曲じゃないなーとは思ったけどこれが何のアレンジなのかは分からんオタクだった。


歌になったら、曲を持ってるユニットの方のメンバーが内側、ゲスト(?)が外側、という編成に変わった。

幸運にも立ち位置は右サイドに変わったのでかなり見やすかった。

というか、まったく不慮に立ち見最前にいたので、壇上からは一番見つかりやすい位置にいたに違いない。

まー特にレスもこないですけどね。

私はオタク棒を持って行くのめんどくさかったので徒手でなんとなーくフリコピしていた。

周りは気合いの入ったオタク棒集団ばっかりなのでかなり浮いていたと思う。

普段あいます棒で擬態していてもテンプレコールに逆らってフリコピするだけで目立つからなぁ。


ライブ終わったら捌けてしまったので終わったのかと思ったら坂上とかいう人が出てきて抽選会が行われた。

なんでキャストにやらせないんだろう意味が分からない…と思ったけどきらりコスの女の子が杏のパネル当たっててすごくよかった。

休憩

次のハイタッチ会までしばらく暇だったのでとりあえずフードコードに行ってみた。

かなり売り切れていて選択肢が無かった、しかし頑張って香港感を出そうとして、

シュウマイとカレー味fish ball(練り物)のコンボという軽食を食べることに。


うん、まぁ、ジャンク。

ぐるっと一回りして、日本で見たことが無い等身大加藤恵とか見てほへーとか言ったり。

日本から搬入されたであろうグッズ、持ち帰りたくないのであろうか積極的に値下げされていたのが

この手のイベントの日本で行われているものではあまりみない光景だなと思った。

値下げされているものを具体的に挙げると禍根が残りそうなのでやめときます。


Daisuki.net High Five Gathering

ダイスキのブースの壁面にあるシンデレラのでかい画の前に列を作って順番にハイタッチしていく形。

別に何か狙いがあったわけでもないんだけどやることも無いので早めに行って整列したら、

結果的に裏からキャストがブースまで出てくる時の導線の真ん前、一番目立つ場所に待機することになった。


んなもんで、キャストが入ってくる時に別に自分から話しかけなくても向こうから話掛けられるということになった。

「え、来たの〜!?」

「(無言でちいさく手を振る)」

みたいな一瞬のやり取りでしたが、久々に周りに認知力を行使した感じがしてすごく嬉しかったですね。


ハイタッチも剥がす人は居たけどそこまで積極的に剥がそうとしてこなかったので数秒粘ることは出来ましたね。

でも始まる前にコミュニケーション取ってしまって胸いっぱいになってたしここからがっつくのちょっと申し訳なさがあったのであっさり流した。

とはいえ言いたいことは先に伝えたかったので最低限には。

…正直ハイタッチの会話とお渡し会の会話がだいぶ混濁してるので正しくないかもしれない。


「来たんだねー!」

「はい、ライブよかったです!」

「ステージから見えた時ホントにびっくりしたよー!」

「あはは、どうも」


ホントに流す人はハイタッチしかしない(そりゃ日本語話せない人もいるだろうし)からこれ以上はちょっと良心が。

どうもの後に何か続けたい気持ちもあったんだけど流速的に身体が離れ始めていたのでとりあえずぐっと親指を立てて誤摩化し。


ゆきんことは本当にハイタッチしかしなかった。


あーホントにステージから見えてたのかー、棒持ってなかったのバレたなあ、とか、

ステージから見えてたのにさっき顔見た時「来たの!?」はちょっとおかしくないか?芝居がかったリアクションか?

うーんまぁ"ステージ"が言い間違い聞き間違いであの瞬間を指している可能性もあるし、

ステージから見えた程度だと確信が持てなくて間近で顔を見たから確信した、みたいなのもあるのかー。

とか一人でぼけーっと考えてた。

ブシロードブース PRカードお渡し会

なんか欲出てきたから鍵閉め狙えるかなーとちょっと様子を見ていたけど一人の精神力と甲斐性ではなかなか徹底できないところがありました。

周回オタクがいると1枚で鍵閉めも難しいしそれはそれでどうなのって感じするしね。


というわけで後ろの方だけど別に最後でもなんでもない人。

ゆきんこ→れいたんの順で1枚ずつお渡し。


ゆ「ありがとうございます」

メ「今日のライブすごくよかったです」

ゆ「ありがとうございますー」

メ「(一瞬顔はぴくってするけど日本人他にもいるしそこまで驚きはしないよな)いつも見られない組み合わせって感じで新鮮でよかったですね」

ゆ「そうですねー」


どう切り上げたのかよく覚えてないがゆきんこと話すとゆきんこのリアクションを引き出すのが本当に難しいなと思える。

大抵の場合は彼女に全集中力を傾けることが難しい局面が多いし。

というか本当に彼女一人に会いに行ったの数えるほどだしその時はちゃんと喋れたな、よく考えたら。

我が打算的に喋ってるのが悪いんだろうなやっぱ。


れ「ありがとうございまーす!」

メ「どうも」

れ「ほんとに来ると思ってなかったからびっくりしたよー!」

メ「そりゃ来ますよ」

れ「香港見て回る時間あった?」

メ「えーっとまだですけど、明日丸一日時間あるから少しぶらぶらするつもりです」

れ「そっかーよかった!」

メ「いやー、でもホント(お母様の実家の)香港に来れてよかったですね」

れ「うん、よかった!」

(剥がし)

メ「じゃあまた!あ、あと本当に身体気をつけてくださいね!」

れ「うん!ありがとう!」


たぶん文脈は伝わってると思うけど言葉足りてなかったなー。

お渡しが終わって捌けて行くの見送っておしまい。


帰ホテル、就寝

帰り道のレストランで軽く夕食を食べてスタバでヴェンティラテを買ってホテルに戻って休んで寝た。

ほぼキャッシュがなくなってしまうが明日になれば$500戻るはずなので大丈夫…。


翌日(香港観光、帰国)

次の日に追加でイベントがあることを警戒して18:00香港発23:00頃日本着、というギリギリの便を取った。

結局月曜日に休み取るんだったら別に深夜着便を選ぶ必要なかったかなーとも思ったけど、安いは安い。

ちなみに帰国後分かったことだがあいます声優のみなさんはこの日の午前中には空港に向けて移動していて、

お土産も点心も空港で済ませていた模様。


というわけでC3には特にもう用がなかったので、適当に観光に繰り出す。

目指すは香港島の頂上、ビクトリアピーク。

本当は夜景を見るのが観光ガイド的なセオリーなんだけど、私は今までの人生経験で夜景を全然ありがたがれない人間なのが分かっていたので、

もっと景色がちゃんと見られる昼に行く方がよっぽど楽しいと判断し昼に行くことにした。


ホテルをチェックアウトしたらちゃんとデポジットが戻ってきて一安心。

街中をだらだら散策しつつ、香港公演の鳥を鑑賞したりしてケーブルカーの山麓駅まで。

なんだかんだで日本時間での行動を続けていたのでかなり早い時間に駅まで着いてしまい、かなり空いていた。

山頂駅からピーク外周を周回するハイキングコースを小一時間掛けて散策。

島の反対側の風景もちょっとだけど見ることが出来てよかった。


山頂のレストランで昼食。

下山して香港駅を目指してまた散歩。

駅周辺のショッピングモールやスーパーマーケットを眺めていいお土産がないか探すものの、

明らかに日本のものやインターナショナルブランドばかりなのでがっかりして何も買えない。

$100払って空港駅まで向かう。


空港駅について、ようやく一般旅行者の入国から香港市街地への正攻法を知ることが出来たワタシ。

次回の教訓としたい。

今回結局一度もタクシーには頼らなかったが香港のタクシーはそこそこぼったくられるらしい。


空港のお土産店をしらみつぶしに全部調べて一番ましそうなやつを選択するなどした。

ここでも前倒しに行動しすぎて大量に時間を余らせつらい思いをした。

お土産分荷物が増えたので手荷物をチェックインして預けることに。

別に特筆することもなくひたすら待ち、出国、出発。

あー、出国する時には入国時に書いた入国カードを出す。


寝てたら日本についたし定刻より遅れてておこ。

こういう時に限って手荷物を待たなければならないしつらい。

リムジンバス売り場までダッシュしたら新宿行便に間に合ったのでなんだかんだで新宿発の終電に間に合いました。

最後の最後にバスで同乗した隣の男性がやたら話したがりで延々と話しかけてきてそれが辛かったです。


そんな旅行記

旅費、移動中の食費諸経費、イベント参加費、全部足して10万は切ってるぐらいのイベントでした。

ぷち香港観光を含めて、特別なイベント感を考えればまぁギリギリありなんじゃないかなーと思います。

徳島と違ってまた行きたいと思う要素があんまり無いのが問題ですけどねー。

*1:daisuki.netは海外向けに日本アニメを配信するサイトなので